屋久島調査:その3(屋久杉:中編)
今回は島の北部にある白谷雲水峡コースにある著名な屋久杉に関してまとめてみる。
弥生杉
二代大杉
白谷雲水峡コースで最大級の屋久杉。 株の空洞部分に初代の杉があったとされる。
三本足杉
根が大きく3つに分かれているためこの名前が付けられた屋久杉。 倒木した親木の上に生えたためこのような根の形となった。
三本槍杉
倒木した初代の屋久杉の上にまっすぐ生えた3本の杉。
奉行杉
江戸時代に伐採を見回りに来た奉行がここで休憩したことによりこの名前がついた。 白谷雲水峡コースで最大級の杉で巨木の根元付近にはびっしりと深い緑色した苔で覆われている。
幹の歩道側には試し切りの跡がある。
くぐり杉
四方に分かれた杉のの根の下を人が通れるほどに地面からせり出した杉。 登山道もくぐり杉の下を通るようになっている。
倒木更新により、先代の杉が朽ち果てたためこのような形になった。
七本杉
強風で折れてしまった幹の先端から七本の枝伸びている杉。 この先に「もののけ姫の森」として有名な苔むす森がある
屋久島調査:その2(屋久杉:前編)
屋久杉とは
屋久島の標高500mに自生する杉のこと。 狭義ではこのうち樹齢1000年以上のもの。 樹齢1000年未満は「小杉」と呼ぶ。
一般に杉の樹齢は500年程度である。 屋久杉の樹齢はけた外れに長く、樹齢2000年以上の大木も多く存在する。 これは、新鮮な水に恵まれながらも栄養が乏しい花崗岩の山地に育つため、成長が遅く材質が緻密で樹脂分が多く、腐りにくいからであると考えられている。
著名な屋久杉
三代杉
初代が樹齢 2000 年で倒れる。 その上に育った二代目は樹齢 1000 年で伐採される。 そして、現在その切り株の上に三代目の杉が生まれ育ち数 100 年たった。
倒木や伐採により更新されてきた屋久杉の代表的なもの。
巨大な根が二代目のもので、大きな空洞が初代が朽ち果ててできたものである。
翁杉
かつて、縄文杉のついで太いといわれていた屋久杉。 しかし、2010 年に地面から3m程の高さで折れて倒木してしまった。 理由は幹内部が腐って空洞化しており、自身や着生植物の重さに耐えずに折れたと推測される。
ウィルソン株
豊臣秀吉の命により大坂城築城のために伐採されたとされている杉の切り株。
株の中の空洞には清水が湧き出している。 また、内部に入ることもでき、空を仰ぐとハート形に見える地点が存在する。
名前はアメリカから植物収集に訪れた際に調査し、海外で記事を発表したアーネスト・ヘンリー・ウィルソンが由来となっている。
夫婦杉
3m程離れた2本の屋久杉の枝が10m程の高さでつながっている杉。 杉はもともと融合しやすい樹木であるが、これほど高い位置でつながっていることは珍しいとのこと。
秋には着生樹のマルバヤマシグレとナナカマドの紅葉が美しく色づく。
大王杉
縄文杉が見つかるまで最大の屋久杉といわれて「大王杉」という名前になった。
根本の上端と下端で5mもの落差がある急な斜面に立っている。 下部に大きな割れ目があり中は空洞になっている。
縄文杉
1966年に発見された、現在確認される最大の屋久杉。 樹齢7200年ともいわれていますが、科学的計測値は2170年となっている。
縄文杉まで行くには荒川口登山口から往復約10時間の登山コースを通る必要がある。
参考
Alpine Linux に関して
今更ながら、CI環境構築のためにdocker を使用することとした。
しかし、いい感じのイメージがdocker hub に上がっておらず、 centos や ubuntu のイメージを入れて1から作るしかないのかと絶望し、調べたら見つけた Alpine に関してまとめてみる。
Alpine とは
BusyBoxとmuslをベースにしたLinuxディストリビューションのこと。
かなり軽量で docker のベースイメージのサイズが約5MBとのこと。 よく利用されるOSである Ubuntu や CentOS が100MB あることを考えるとかなり小さい。
※参考
Docker image
CI環境で使用するために軽い環境を探していたので使用してみたいと思う。
調査したところ、php の公式イメージもあるとのこと。 (default ではDebian) tag の最後に alpine とついているものがそう。 仕事でよくphp を使用するので php のCIを回すのに役立ちそう。
パッケージマネージャ
apk というパッケージマネージャを採用している。
- apk update でパッケージアップグレード
- apk add でパッケージインストール
他にもオプションはあるがdocker で使用する分にはあとは以下を参考にすれば大丈夫かな。
OpenSSH が RSA認証を非推奨にするらしい
Docker に関して
仕事でCI環境を整えるためにDockerを用いた環境構築を行った。
最初は無難にCentOS8 を用いて環境構築しようと考えた。 しかし調べたところ、RedHat がコンテナとして podman を推奨し、docker をサポート対象にしたとのこと。
podman に関して気になったので調べてみることとした。 (仕事のほうではめんどくさいのでUbuntu20.04 で構築することとした。)
podman とは
RedHat社が開発したコンテナ管理ツールである。OSSとして公開もされている。
Dockerdやcontainerdのようなデーモンプロセスを必ず経由して使うシステムは、これらのプロセス停止により全機能が停止してしまうため危険である。 そこでUNIXドメインソケットを使わず動作するようにしたものとのこと。
Dockerと互換性を持っておりコマンドはDockerとほぼ同じ。
Docker と同じように使えるなら勉強がてら使ってみてもよかったかもしれない...
もう環境構築してしまったので今後、機会があれば使ってみようかと思う。
屋久島調査:その1(概要)
7月に行きたいということで屋久島に関して調査したみた。 今回は屋久島の概要をまとめる。
基本情報
鹿児島県本土から南へ約65kmの場所にある島。
全面積の9割が山岳地帯で1900m 級の山々が連なるため、「洋上のアルプス」と称されることもある。
年間を通して雨が多い気候で「一ヶ月に35日雨が降る」ともいわれる。
日本における杉の自然分布の南限であり、一般的な杉の樹齢の300年を超える樹齢1000年以上の屋久杉が自生する。
1993年にユネスコの世界遺産に指定される。 (日本初の世界遺産一つ:他は白神山地、姫路城、法隆寺)
地理
ほぼ全域が山岳地帯で、九州地方最高峰の宮之浦岳を有する。 中央部の高峰は、永田岳を除き海岸部の人里から望むことはできず奥岳と呼ばれる。 この山々により、冬には降雪もあり、日本の積雪記録の最南端となっている。
河川は140もあり、急峻な山々と日本一を誇る雨量のため渓谷が刻まれ、滝が発達している。
植生は亜熱帯に属しながら、2000m近い山々があるため亜熱帯から亜寒帯に及んでいる。 特に標高600m以上には、屋久杉が自生する。 屋久杉は屋久島で産し樹齢1000年以上の杉のことである。 (樹齢1000年に満たないものを小杉という)
歴史
高度経済成長期までは林業が主な産業で森林伐採が大規模に行われた。
1966年縄文杉の発見などにより環境保護運動が高まり、 国産木材の需要低下も相まって1984年に伐採が禁止となる。
1993年に日本初の世界遺産となる。 現状、観光客が増加し環境悪化が問題となる。
アウトプット大全感想
本の基本情報
- 書名:アウトプット大全
- 著者:樺沢紫苑
- 期間:2020/06/01-2020/06/05
感想
before
アウトプットが苦手であるという自覚はあるがどうすればいいのかよくわからなかった。
気付き
- アウトプットしていかないことにはアウトプット能力は向上しない。
- 日記や自分の好きなことをアウトプットしていくとよい。
- ブログなど人の目につくようなアウトプットを行う方がよい。
ToDo
- 少しでもいいのでこのブログの更新を毎日行う。
- ブログの内容は以下とする
- 読んだ本の感想
- 仕事で得られた技術的な知識こと
- 趣味として調べたこと(世界史的な内容)